肥前 名護屋城

ご利用ガイド

陣あとめぐりのてびき

ようこそ、名護屋城陣あとの旅へ。
このガイドは、現地を訪れて陣跡を巡るすべての方に向けた使い方の手引きです。

📑 目次

① プロジェクトについて

肥前名護屋城(佐賀県唐津市鎮西町)は、豊臣秀吉が朝鮮出兵 (文禄・慶長の役 1592–1598)の拠点として築いた巨大な城跡です。 その周辺の山々と海岸には、全国から馳せ参じた 130を超える大名たちの陣跡が今なお残されています。

「名護屋城陣あとプロジェクト」は、各陣跡に設置されたQRコードを読み取ることで、 そこに陣を構えた武将の人物像・物語・関連情報をスマートフォンで楽しめる デジタル案内システムです。

② 使い方

📱 1. QRコードを読み取る

各陣跡には案内板の近くに QRコード が設置されています。

  1. スマートフォンのカメラアプリを起動する
  2. QRコードにカメラをかざす
  3. 画面に表示されるリンクをタップ
  4. 武将のページが開きます
💡 ヒント: 古い端末ではQRコードリーダーアプリが別途必要なことがあります。 通信圏外の場合は、Wi-Fi圏内で先にページを開いておくか、 スクリーンショットで保存しておくと安心です。

📜 2. 武将ページの見方

QRコードを読み込むと、武将のページが開きます。掲載内容は以下の通りです。

🏯 上部 — 武将の基本情報

顔写真武将のアニメ風肖像(あれば)
大名名・読み例:徳川家康(とくがわ いえやす)
官職・通称例:江戸大納言・内大臣
城地武将の本拠地(例:江戸)
都道府県現代の県(例:東京都)
石高領地の規模(例:240.2万石)
軍役数朝鮮出兵時の動員兵数
所属藩後の時代の藩名(例:仙台藩)
出兵時年齢名護屋に来た時の年齢
出生年・没年例:1543年〜1616年

📊 ステータス(武将の人物像)

5項目のレーダーチャートで武将の力量を視覚化します:

レーダーの横には「性格」(その武将の人柄)と「特技」(茶道・築城・戦術など)が並びます。

📖 ストーリー(3部構成)

武将の生涯を3つの時代に分けてお伝えします:

  1. 生まれ・故郷・活躍 — 出生地から大名になるまで
  2. 秀吉の時代(名護屋城) — 名護屋での働き、朝鮮出兵での活躍
  3. その後のエピソード — 関ヶ原の合戦・大坂の陣・余生など

🗡 詳細情報

主な戦いの戦績桶狭間・関ヶ原など、参戦した戦い
子孫と家臣後世への影響、仕えた武将たち
同盟状況友好関係・敵対関係
明治維新後の歴史子孫が近代をどう生きたか
現代に残る面影城・銅像・墓所・博物館など、現代訪問できる場所
大名の居城本拠地の城名

🗺 陣あとの位置(地図)

現在地と陣あとの位置関係を OpenStreetMap で表示します。地図のピンをタップするとGoogleマップに連携して経路案内ができます。

🎬 関連動画

武将に関する YouTube 動画が登録されていれば、そのまま再生できます。

🗺 3. トップページの活用

トップページには以下の機能があります:

③ 陣あとめぐりのおすすめコース

🌅 ① 主要陣跡コース(所要 2時間)

整備が進んでおり、初心者の方にもおすすめです。

名護屋城跡(豊臣秀吉本陣) ↓ 徳川家康陣跡 ↓ 前田利家陣跡 ↓ 木下延俊陣跡(博物館裏) ↓ 加藤清正陣跡 ↓ 堀秀治陣跡(最も整備された陣跡)

⚔ ② 東軍・西軍別コース(所要 3時間)

後の関ヶ原で敵味方に分かれた武将たちの陣を、対比しながら巡るコースです。

東軍ゆかり: 徳川家康 → 黒田長政 → 加藤清正 → 福島正則 → 細川忠興

西軍ゆかり: 石田三成 → 宇喜多秀家 → 立花宗茂 → 小西行長 → 島津義弘

🌊 ③ 北の海岸線コース(所要 半日)

朝鮮への渡海拠点となった呼子・波戸岬周辺をぐるりと。

上杉景勝・直江兼続 ↓ 蜂須賀家政 ↓ 生駒親正 ↓ 増田長盛 ↓ 北条氏盛 ↓ 島津義弘陣跡(海の絶景)

④ 訪問のコツ

⑤ よくある質問

Q. 通信圏外でもページは見られますか?

一度開いたページは履歴に残るため再表示できる場合があります。ただし地図や動画には通信が必要です。事前にWi-Fi圏内で開いておくか、スクリーンショットをおすすめします。

Q. 武将ページに「該当する情報がありません」と表示される項目があります

中小大名の場合、史料が乏しい項目は表示が省略されることがあります。順次調査・追記してまいります。

Q. 陣あとの場所がよくわかりません

武将ページ末尾の地図に表示されていないケースは、現地の正確な位置を調査中です。佐賀県立名護屋城博物館に問い合わせれば詳細な位置情報を教えていただけます。

Q. 駐車場はありますか?

名護屋城跡には大型無料駐車場があります。各陣跡は路肩や近隣の道の駅「桃山天下市」をご利用ください。

Q. 全部で何ヶ所の陣跡を巡れますか?

本システムには 115名の武将 を収録しています。うち国指定特別史跡として整備されているのは 23陣跡 です。すべて回ると2日ほどかかります。半日コースでも主要なものは押さえられます。

Q. お子様・お年寄りでも楽しめますか?

主要陣跡(特に堀秀治・前田利家・木下延俊)は遊歩道が整備されています。一方で険しい山道もあるので、コース選びを工夫してください。

⑥ 関連施設・お問い合わせ

🏛 佐賀県立名護屋城博物館(無料)
住所:〒847-0401 佐賀県唐津市鎮西町名護屋1931-3
電話:0955-82-4905
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)/ 開館時間:9:00〜17:00
入館料:無料(特別展は別途有料の場合あり)
名護屋城跡と諸大名の陣跡を解説する博物館。VR体験コーナーやジオラマが充実。
🍽 道の駅 桃山天下市
住所:〒847-0401 佐賀県唐津市鎮西町名護屋1859
電話:0955-51-1051
営業時間:9:00〜18:00
名護屋城跡のすぐ隣、前田利家陣跡にも隣接。呼子のイカ料理や地元の海産物が楽しめます。
📞 お問い合わせ
唐津市観光協会:0955-74-3355
唐津市生涯学習文化財課:0955-72-9171

⑦ 安全に楽しむために

⚠️ 私有地に入らない — 陣跡の一部は私有地です。立入禁止の表示や柵がある場所には入らないでください。
⚠️ 遺構を傷つけない — 石を持ち帰ったり、土を掘り返したりしないでください。
⚠️ ゴミは持ち帰る — 史跡を未来に残すため、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
⚠️ 近隣にご配慮を — 集落の中の道を通る陣跡もあります。住民の方への配慮を忘れずに。

歴史の舞台に立ち、武将たちの息吹を感じる旅をお楽しみください。

名護屋城陣あとプロジェクト